科学的に考えるとは

浜辺で遊ぶ子供のよう

私達は普段何気なく科学的に考えます。

例えば外出するとき、普通にネットを見たりして天気予報を気にしますし、ただ空を眺めるだけでも、雲の流れや空の明るさ暗さで今までの科学的知識から大まかな予想を立てます。

もちろんすべての人が気象予報士などの資格を持っているわけはなく、科学的な知識と言っても、根拠のない経験だったり、誰かの言葉だったりと入り混じって、同じ答えが出てくるとは限りません。

それでも、今の日本において多くの人は、ある程度の科学的知識を持って、世の中を見ていると思うのです。

世にはびこる科学的という嘘

それは何かというと、メディアでもインターネット空間でも、何かしらの情報は科学的であると担保がなされていることがあります。

どこかの大学の学者だったり、有名人(芸能人が専門性を語るおかしさ)がまことしやかに、したり顔で何かを語っています。

金儲けでほくそ笑む科学者というとステレオタイプ過ぎますが、実際あるからこそ話題になるわけで。

正直、マスメディアのほうが、この傾向強い様な気がしますが、マスメディアに対する偏見かもしれません。

だから、しばしば言っている内容よりも、誰が言っているかというところに重きを置くことが起こるわけです。

脳は基本的に怠け者で、考えることはかなりのエネルギーを使うの–で、考えなくていい理由を探します。

ああ、偉い学者が言っているから、本当のことだな、この芸能人なんだか誠実そうだから言ってることも、誠実で正しいに違いない。

そして脳はしめしめまたサボることができたとほくそ笑むわけです。

ナチュラルに考えることの難しさ

言っている内容よりも、誰が言っているかというところに重きを置くとはすなわち、自分で考えないという意味ですが、もちろん全てにおいて、考えないわけではありません。

だから面倒なんですね、考えていることもあるから。

考える、考えないはシームレスに続きます。

本来言っている内容が大切なのに、言った人のことを考え、一度信じたらその人の言う事までも信じてしまう。

もはや、ナチュラルに言っている内容を考えることはできなくなっています。

信ずることはどんどん広がります。そうしたほうが、考えるコストを減らすことができますから。

よく信じることの反対語を疑うという人いますが、違うでしょ、反対語は考えるでしょ、とは思います。

自分はテレビのことなんて信じないという人も、つけっぱなしで見るともなく見続けるテレビ、何かしらの影響を受けています。

外に出れば考えること多いんだから、家にいるときぐらいはぼっとしたい、そうやって洗脳は進みます。

経済性と、イデオロギーと 地球温暖化論争の意味するもの

しかしまあ日本はそれなりに安全ですから、そんなお花畑でも生きていくことに大きな障害はありません。

世の中には、それが許されないところのほうが多いけれど。

騙されたら死んでしまう世界がある一方で、騙されてもそんなに困らない日本という世の中、それは幸せなことでしょう。

映画マトリクスの中に、機械に飼育されている人類が描かれています。

ポッドの中で管のようなもので栄養を与えられ、脳に電気信号を流して夢を見せることで、あたかも本当に体験しているように感じさせる。

考えれば考えるほどありえないとは思えなくなっていく。映像が怖いのではなく、意味することにとてつもなく恐怖を感じます。

マトリクスは もちろん架空の世界の話と言われていますが、流しっぱなしのテレビを見ている私達が気づくには、テレビを見なくなること以外止める物はありません。

そのかわり何かを失います。無料で入ってくる他の有用な情報(天気予報とか)、またそれを見ている人たちとの会話もぎこちなくなるかもしれません。

実際、マスメディアの論調から外れた意見は、なかなか得ることができません。(インターネットのおかげで、環境は変わっていっていますが)

例えば地球温暖化は、人類の出す二酸化炭素由来であり、ソレを減らさなくてはならない、そのためには再生可能エネルギーが必要だというのは、もはや社会的コンセンサスになっています。

孫正義という経済性を重視した人が求めた再生エネルギー買取制度は、イデオロギーで科学的な知識を持たない管直人という為政者によって制度化されました。
まああのときは密室でコソコソじゃなくてステージの上でパフォーマンスしてましたけど。

経済性とイデオロギーが科学的な考察を経由せず政治議題になってゆく。

地球温暖化論議はもはや科学の土俵には乗っていません。

経済とイデオロギーが新たな怪物を作り出しました。

それでもなんとか

それでも日本においては、地球温暖化問題、間違っているよと言っていいんです。

アメリカでも一生懸命守ろうとした大統領と、こんなの間違いだと切り捨てた大統領がいます。

どちらも好きなことを言いました、正確には支持する組織の意見でしょうが。

でも世の中には、自由な意見が言えない国はたくさんあります。

日本は自由な意見を言っていいんです。でもでも。

僕個人は地球温暖化論者でも否定論者でもありません。

この部分はあなたと同じ、でもここはそちらのあなたと同じ。

上に出てきた、孫正義さん、菅直人さんどちらも胡散臭いんですよ、納得できないんです。

日本のため、世界のための意見とはとても思えないんです。だからこそ再生エネルギー買取制度間違っていると考えます。

太陽光パネルの問題もすっかり顕になりました。あの時間違った施策はいつか正されるでしょう。

三歩進んで二歩下がればいいんです。人生はワンツーパンチなんです。それが偉大な民主主義というものです。

間違っていいんです。間違っていると認めるだけで、次は前に進めます。

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