今の世界を俯瞰して見るといくつかの傾向性が見えてきます。
EUと国連から見た、世界のきしみを見てみたいと思います。
EUの持つ異常な価値観
EU(欧州連合)の価値観や政策は、しばしば「理想主義的」あるいは他地域から見て「異常」と捉えられるほど極端な面を持つことがあります。これらの価値観は、人権、環境、国際協調を重視する一方で、経済効率や地政学的な現実を軽視しているという批判を招くこともあります。
EUは「世界をリードするルール形成者(ルール・メイカー)」を自負することが、多くの反発を世界に広げています。
問題が見えてもなぜ変えられないのか
- 「価値観」がEUという組織の「存在証明(レゾンデートル)」だから
「民主主義」「人権」「法の支配」といった共通の価値観:
EV推進の大きな失敗は頭で考えた価値観と現実との乖離に長く気づけなかったこと、環境や人権などを他の価値より無条件で上においたこと、思い起こせば失敗するような思考を続けていった結果でした。
地球温暖化対策、SGDS LGBTQ 多くの矛盾をはらんだ問題は、推進する側、暴走する側にいつもEUがいます。 - ルール作りこそが唯一の「武器」であるという執着
「基準の輸出」による支配:
スキーのジャンプで高梨沙羅がルールに苦しめられたのは有名な話です。また、まるで別の競技になった柔道のポイント性などは誰のためになったのでしょうか。
もしこのとき、自分に都合のいいようにルールを変えて一時的な勝利を目指さず、今までのルールで勝ち切る思考ができたら、どう変わっていたのでしょうか。
- 「経路依存性」による硬直化(一度走り出したら止まれない)
過去の意思決定や歴史的経緯が、現在の選択肢や組織の仕組みを強く拘束する現象です。一度定着した習慣や技術は、非効率であっても変更が難しく、組織や個人が固定化された行動パターンから抜け出せなくなる「負の連鎖」はEUを表す言葉として当てはまります。
EUにとって、異常とも思える価値観への執着は、「そうしなければ欧州という枠組みが壊れてしまう」という恐怖の裏返しでもあります。
そもそもなぜ欧州という塊が必要なのか。EUと言う塊に何を求めているのでしょうか。
諸行無常という言葉を知るだけで、どれだけ大きな変化をもたらすことでしょう。
無常を理解できないばかりに、硬直した価値観にとらわれる。
諸法無我という言葉を知るだけで、どれだけ安定した運営がなされることか。
無我を理解できないばかりに、我を押し付け周りとの軋轢に悩ませられる。
国連という組織
国連という組織に内在される問題点をあげて見ましょう
- 安全保障理事会の機能不全(拒否権の問題)
- 加盟国や分担金の不均衡
- 特別報告者による勧告への反発(日本国内の視点) 特定NGOの影響力
- 予算と運営の行き詰まり
- 「西欧的リベラリズム」の絶対化とEUの影響 文化的多様性の軽視
大きな高い意識を持って作られた国連も、制度疲労が出ています。
自分の利益のために利用する人、無批判に信奉する人、多くの人々が周りで蠢いています。
日本にもいる左翼的教養人
日本国内の特定の勢力や教養人と国連機関が結びつく「外圧の自作自演」とも呼べる構造が指摘されています。
国内の民主的な手続き(選挙や国会議論)で支持を得られない主張を国連の委員会に持ち込み、それを「国際社会の総意」として日本政府に突きつけさせる手法が常態化しています。
偏った勧告: 2024年10月の女性差別撤廃委員会による「皇室典範の改正」や「選択的夫婦別姓の導入」に関する勧告
こんなものは、マスメディアの偏った報道がなければ、支持を得られない主張として、話題にもならないことでしょう。
日本自身がまるで自分の足を食べるタコのように、自分たちを苦しめます。そしてその愚かさに気づいてません。
制度疲労を起こしている国連はもはや当初の役割を果たすことができていません。
この中で、日本のように「独自の文化を持ちつつ多額の資金を出す国」が、いかに独自の価値観を戦略的に発信していくかが今後の大きな課題と言えます。
結び
世界主要地域の現状:不安定さの正体
- 中国:強権で抑え込まざるを得ない管理された停滞
- EU:制度の疲労と分断 また、外への価値観の強制への反発
- ロシア: 過去の大国意識からの呪縛と、協調できない苦しみ
- アメリカ:極端な二極化と内向き志向
さて世界はどこに向かうのでしょうか。

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